津高図書館 - 図書館の行事

 12月16日(火)放課後、令和7年度図書館文化講演会「身近な方言の魅力」を開催しました。35人の方にご参加いただきました。話し手は、皇學館大学 学長の齋藤 平 教授です。
 方言の成り立ちや役割をお話いただきました。「雪」の方言は豪雪地域で、「波」の方言は海沿いの地域で生まれるなど、地域の暮らしの中で必要となり生まれた方言もあれば、カボチャ/カンボジア、ジャガイモ/ジャカルタ薯など、概念をもたらした地域の名前がもとになっている方言があり、大変興味深かったです。
 三重県で方言の話をするとき、最も盛り上がるのは「ささって」について話したときだと齋藤教授がおっしゃる通り、今回の講演会でも隣の席の生徒と「ささって」が3日後なのか4日後なのか楽しそうに話す様子が見られました。

講師の齋藤教授、参加してくれたみなさん、ありがとうございました!


■参加者の感想■
・三重県の中ではあさって、ささって、しあさってがあるのは知っていたけど、地域によって使い方が違っていたり、新しい使い方が生まれていたりと現在も変化し続けていることを知ってとても興味深いと思いました。

・方言はとても身近なもので、言葉という形にある物でもないものの魅力を知れてよかったです。
方言は人々にとって必要なくなったら時代の流れに伴って消滅しますが、私は今回の講義を聞いて方言の魅力を感じたので、消えていくのは勿体無いなと思ってしまいました。言語学はとても難しそうと思っていましたが、歴史的背景が面白く、楽しそうで興味がわきました。

・興味深い講演をありがとうございます。方言を調べることでその地域の特徴や歴史的背景を覗けるとわかりとても面白いと感じました。
また教育によって方言が矯正されるという主張も僕にとってはとてもしっくり来るものでした。
小学校へ入りたての頃は「いわないで(言わないで)」と「ゆわないで」などの書き言葉と話し言葉の乖離に戸惑っていましたが気づけば今は標準語を難なく使えているため確かに教育の効果は大きいのだと思いました。


齋藤 平 教授


「キノマタイキ」とは「木の股に積もった雪」を意味する方言です。




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津高図書館では毎年、文化講演会を開催しています。令和7年度は、皇學館大学の学長・齋藤 平教授をお招きし、お話いただきます。

 普段、日常の暮らしではそれほど意識をしていなくても、私たちは生まれてから習得したことばの中に地域の要素を持っています。これが方言です。それでは、それがいったいどのような役割を果たし、なぜ、地域によることばの違いが生じているのでしょうか。その移り変わりと分布の状況をたどりながら身近な方言の魅力について、皇學館大学の学長・齋藤教授にお話しいただきます。
ぜひご参加ください!

■テーマ 身近な方言の魅力
■講師  齋藤 平 氏(皇學館大学・学長)
■日時  令和7年12月16日(火)16時から17時
■会場  津高図書館 閲覧室
■対象  津高生
■定員  50名(申込制・先着順)
■申込フォーム:https://forms.gle/pV27s4YHxDK9ocvY8


ポスター (クリックで拡大します)

■講師
齋藤 平(さいとう たいら)

●主な職歴・役職等
平成4年4月皇學館大学助手
平成12年4月皇學館大学文学部講師
平成16年4月皇學館大学文学部助教授
平成19年4月皇學館大学文学部准教授
平成25年4月皇學館大学文学部教授
平成25年4月皇學館大学教育開発センター長
令和3年4月皇學館大学学生部長
令和5年4月皇學館大学副学長
皇學館大学アドミッション・オフィス室長
●受賞歴
令和元年10月三重県私学総連合会優良教職員三重県知事表彰


 津高校は、例年何らかの形で近隣の新町小学校と連携を行っています。今年度2回目となる「津高生による朝の読み聞かせ」を実施しました。
 水曜日に新町小学校の1~3年生の児童を対象とした「津高生による朝の読み聞かせ」にはじめて参加するボランティアの津高生は、事前に図書館にて、ランチミーティングを行い、第1回の「津高生による朝の読み聞かせ」に参加した先輩ボランティアから読み聞かせに行った時の思い出や学んだコツを伝授してもらい、児童に楽しんでお話を聞いてもらえるよう、練習を重ねました。
 参加したボランティア津高生からは「楽しかった」「また参加したい」といった前向きな感想をいただきました。また何らかの形で津高生と小学生が交流できるような機会を設けることができたらいいなと思います。

ボランティアに参加してくれた生徒の皆さん、新町小学校の先生方、新町小学校の元気いっぱいな児童の皆さん、ありがとうございました!

(1) 活動日時     令和7年10月22日(水)8時25分~8時35分
          令和7年11月12日(水)8時25分~8時35分
          令和7年11月19日(水)8時25分~8時35分
(2) 会場      津市立新町小学校
(3) 対象   新町小学校 1~3年生の児童
(4) 参加者     津高校ボランティア生徒 11名
         令和7年10月22日(水) 8名参加
         令和7年11月12日(水) 4名参加
         令和7年11月19日(水) 8名参加

■ボランティア生徒の感想■
・夏に参加した時に見た子どもたちの絵本に対する反応がすごく可愛くて、また参加してみたいと思ったので再び参加しました。将来、教育学部に進学して、子どもと関わる仕事をしてみたいと思っています。今回は3回とも参加させていただいて、そこで同じ本を読みました。それぞれのクラス、学年で反応が少しずつ異なっていて、読み聞かせをする毎回がすごく楽しかったです。

・私は将来、小学校教諭を目指しています。小学校の先生とも交流できて、小学校に実際に入れてとてもいい経験だと思いました。本をめくる度に小学生が大きなリアクションをしてくれてうれしかったです。

・「たまねぎ、にんじん、じゃがいも、にく、カレールウ」を何度か読み上げるシーンがあったのですが、2回目から一緒に読んでくれたのが楽しかったです。カレーをアレンジした料理が終盤に出てきたのですが、読み終わったあとにそのページを開いてみんなは何が食べたいかお話しました。同じ本を持っていっても、クラスが違うと反応も大きく変わるものだなぁと思いました。真面目に聞きつつこちらの流れに乗ってくれたクラス、お喋りとツッコミが多めだったクラス、どちらも元気いっぱいだけど本に集中してくれて読んでいる側としても楽しかったです。



ランチミーティングで練習会


みんな緊張した顔で前に立ちますが、だんだんと笑顔に!



みんな集中して読み聞かせを聞いてくれています。


元気いっぱいでお返事してくれました。



 11月12日(水)放課後、車座トークVol.40「多様な人が働く時代に~ 共に支え合う社会とは ~」を開催しました。6人の方にご参加いただきました。話し手は、津地域障がい者就業・生活支援センター「ふらっと」の後藤 勇介さんと川末 依利佳さんです。
 まず初めに、医学モデルから社会モデルへ変化した障害者基本法より、「障がい」の捉え方の違いについて教えていただきました。医学モデルにとって「障がい」とは克服すべきものであり、個人の機能障害を治していくことが社会適応の手段となっていましたが、社会モデルでは「障がい」を多様な個性と捉えており、社会側を改善していくことが大切とされていました。
 参加した生徒の多くが「障がい」と聞いて、身障者の方を思い浮かべていましたが、「ふらっと」で支援を受けている障がい手帳をお持ちの方のほとんどが精神障害の方なのだと知り、驚きの声があがっていました。インテグレーションとインクルージョンの違いなど、これから社会に出ていく生徒たちにとって、とても重要な知識を学ぶ機会となりました。

講師の後藤さん、川末さん、参加してくれたみなさん、ありがとうございました!


■参加者の感想■
・私は障がいは身体的、知的など見てわかるようなものが障がいと認識していました。けれど、精神的なことで悩んでいる人も障がいを持っているということになると知りました。精神的な障がいは、講師の方がおっしゃっていたように目に見えず、病院での診断や、接し方が難しいところがあるなと感じました。また、障がいについて、中学校の時に国語や道徳の授業で学んだ部分もあり、障がいのある方に問題があるのでなく社会の方に問題があるんだ、という考え方も学びました。また今日のお話からも、発想の転換は大事だなと考えさせられました。

・今まで障害とは漠然と身体につてのものだと思っていたが、そうではなく精神に関するものも含まれるとわかり、自分には固定観念があるのだとわかりました。これからは医学的障害と社会的障害やインクルージョンの考え方を意識して物事を考えていきたいです。まずは学校のエレベーターがないという問題など身近なところから考えていきたいです。

・会話をする場面を用意しながらトークを行ってくださってありがとうございました。自分の障害に対する曖昧な認識を自覚して、周りの環境に障害があるという話にとても納得しました。これからも支援活動を頑張ってください。


後藤さんと川末さん


今回はまさしく「車座」で開催されました!



開催案内へ​


 「車座」とは、人が輪になって内側を向き座ること。「車座トーク」は、生徒の皆さんに感覚の近い方を「話し手」に気軽に話をやりとりする場です。
 今回は、津地域障がい者就業・生活支援センター「ふらっと」様より、後藤 勇介様と川末 依利佳様をお招きします。学校でも、職場でも、地域でも、私たちはいつも「ちがう誰か」と一緒に生きています。障がいのある人も、そうでない人も、おたがいの個性や得意を活かし合いながら働く社会を、少しだけ未来の自分ごととして考えてみませんか?

■テーマ 「多様な人が働く時代に~共に支え合う社会とは~」
■話し手 津地域障がい者就業・生活支援センター「ふらっと」
     後藤 勇介氏 川末 依利佳氏
■日時  令和7年11月12日(水曜日)15:30~16:30
■会場  津高図書館
■対象  津高生
■定員  20名 申込制


ポスター (クリックで拡大します)

ポスター (クリックで拡大します)

■話し手
●津地域障がい者就業・生活支援センター「ふらっと」 後藤勇介氏 川末依利佳氏
障がい者就業・生活支援センターは、障がいのある方の「働きたい」「自立して暮らしたい」という思いを応援する相談機関。仕事や生活の悩みに寄り添い、企業や福祉、医療などの関係機関と連携しながら、安心して一歩を踏み出せるようサポートを行う。