津高図書館 - 行事

9月12日(金)放課後、車座トークVol.37「医学を志す後輩へ」を開催しました。20人の方にご参加いただきました。話し手は、深圳大学基礎医学院・招聘教授の武田 俊一さんです。
 まず初めに、昭和49年に津高校を卒業された武田さんの高校卒業後の歩みをお話いただきました。臨床研修の体力的なきつさと、大学院にて優れた指導教員と出会うことができた喜びを語っていただきました。その後、3択問題形式で日本の医療や医学部に関する実用的な知識をお話いただきました。専門医として病院に勤務する上で必要な数学の能力や、国際的に見た医療費の違い、生物学が好きな生徒は絶対に医学部に進学すべき理由など、医学部を目指す生徒たちにとって進路選択に非常に役立つお話を聞かせていただきました。

講師の武田さん、参加してくれたみなさん、ありがとうございました!


■参加者の感想■
・私は卵アレルギーがあり、それがきっかけで臨床医になりたいという夢を持つようになったのですが、今回の車座トークで色々なお話を聞いて、医者には色々な道があって、医者になりたいと言ってもいろんな選択肢があることがわかりました。これからどんな大学に入って自分がどんなことをしたいのか、考えていこうと思いました。 お話を聞けてよかったです!ありがとうございました!

・とても貴重なお話ありがとうございました。医療と社会についての中国、アメリカ、日本の比較は、実際にその場に行って働かないと知ることができない現実であるし、損得で考えた医学部についてのお話は、将来を考えるとてもためになるお話でした。自分が本当にやりたいことは何か、自分とは一体何か。まだまだ経験も足りず、見通しも立っていませんが、改めて自分と向き合うきっかけとなる講座でした。本当にありがとうございました。

・3択のクイズ形式で楽しくお話を聞かせていただけて、興味深かったです。 実際に医学部の教授をされている先生にお話を聞ける機会はあまりないので今回の車座トークに参加出来てよかったと思います。 自分は医学部 というより京都大学に興味があったのですが、今回の車座トークを聞いて医学という分野にも関心をもちました。 日本の医療やその現状、他国との違い、大学の特徴なども踏まえてお話をしてくださり、自分にとって身近なお医者さんが直面している現実や、これからめざしていく大学や、医学部についてたくさん知ることが出来ました。 ありがとうございました。




車座トーク終了後、お話しを伺いにいく生徒も



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