SS生命科学 第5回講義「三重県の救急医療」[2025.7.4]
7月4日(木)、「SS生命科学」の第5回講義を実施しました。
「SS生命科学」は、三重大学医学部をはじめとする専門家から、生命の神秘、最先端医療、そして医学と社会の関わりについて学ぶ全8回の講義と実習です。この講座は、受講生が生命科学への理解を深め、将来の進路を考えるきっかけとなっています。実際に、多くの修了生が医学部などへ進学しています。
第5回目の今回は、桑名市総合医療センターの今井寛先生を講師にお迎えしました。「三重県の救急医療」というテーマで、医学は未熟であるがゆえに、問い続けることが重要、生と死を見つめる姿勢、急速に進化する医療と、それにどう向き合うか、変化・努力・失敗が人を成長させるなど、貴重なお話を伺うことができました。
講義のメッセージ
医学は未熟で、不確実性に満ちている。しかしだからこそ問い続け、学び続ける価値がある。命の重みや死と向き合うことで、本当に大切なものに気づき、人として成長する。変化の激しい時代を前にして、「できない」ではなく「何ができるか」を考え、一生懸命に取り組むことで未来は切り拓ける。失敗もまた、かけがえのない経験となる。