SS生命科学 第1回講義「進路選択について」[2025.6.18]
6月18日(水)、「SS生命科学」の第1回講義を実施しました。
「SS生命科学」は、三重大学医学部をはじめとする専門家から、生命の神秘、最先端医療、そして医学と社会の関わりについて学ぶ全8回の講義と実習です。この講座は、受講生が生命科学への理解を深め、将来の進路を考えるきっかけとなっています。実際に、多くの修了生が医学部などへ進学しています。
第1回目の今回は、伊勢赤十字病院外科の辻直哉先生(本校卒業生)を講師にお迎えしました。「進路選択について」というテーマで、医師という仕事の現実や倫理、自身の進路変更の経験、働くことや生きることへの価値観など、貴重なお話を伺うことができました。
講義のメッセージ
医師という職業は華やかに見えても現実は地道で責任が重く、AIやロボット技術の進展があっても人間の判断や倫理観が不可欠である。進路選択は早期に決める必要はなく、自分が本当にやりがいを感じられる道を選んでよい。仕事は人生の多くを占めるからこそ、どのように人に影響を与えられるかを考えることが重要である。