合同天体観測会を実施しました[2025.8.8&9]





8月8日(金)、9日(土)に、本校にて津高校SSC地学部と松阪高校SSC地学部による合同天体観測会が開催されました。
事前に津高校の生徒は、津市内にあるプラネタリウム「神楽洞夢」で、夏の夜空の見つけ方を学びました。観測会では、津高生が松高生に望遠鏡の操作方法を教え、学校の垣根を越えて交流しました。本校のOBも参加し、後輩たちをサポートしました。
当日は雲が多い夜でしたが、生徒たちは雲の隙間から、月、土星、木星などの惑星、夏の大三角やアークトゥルスといった一等星、さらにはアルビレオの二重星など、多くの天体を捉えることに成功しました。
以下生徒の感想の要約です。
観望会に参加してできるようになったこと
参加した生徒からは、天体望遠鏡の組み立てやピントの合わせ方などの基本操作を理解し、自分で星を導入できるようになったという声が多く寄せられました。また、星座アプリを活用して星や星座の名前を調べるようになり、天体への理解が深まったという感想もありました。さらに、他校生や普段話さない同級生との交流を通して、協力しながら活動できるようになったことも大きな成果です。
観望会全体の感想
一晩中星を観察することや屋上で過ごすことが「新鮮で貴重な体験だった」との声が多くありました。土星のリングや木星、月などを実際に観測できたことに大きな感動を覚えた生徒も多くいました。津高校と松阪高校の生徒が協力し合いながら望遠鏡を操作することで、学校間の交流も深まりました。天候や寒さといった課題はありましたが、「また参加したい」「冬にも開催してほしい」といった期待の声が数多く寄せられました。