津高図書館 - 行事

 1月19日(月)放課後、車座トークVol.41「ヒロシマ・ナガサキから核兵器禁止条約へ~そして未来へ~」を開催しました。11人の方にご参加いただきました。話し手は三重県原水協(原水爆禁止三重県協議会)理事長の西尾 比呂也さんです。
 まず初めに、原爆がどんな被害をもたらしたのかについてお話しいただきました。熱線、爆風といった目に見える被害もあれば、放射能、後遺症という目に見えない被害もあります。「原爆は、人間として死ぬことも、人間らしく生きることも許しません」という言葉は参加者の心に深く刻まれました。
世界には9千発もの核兵器がすぐ発射できる状態で保管されています。その内の、たった100発の核兵器使用で気候変動が起き、農作物の不作などによって年平均11億4000万人が栄養失調になり、10年間で20億人が飢え死にをする可能性があると教えていただき、核兵器の恐ろしさを改めて実感しました。
中々進まない核兵器廃止へ向けた取組の流れを変えたのは、核兵器の非人道性に対する訴えでした。被爆者たちが語り継いでくれた想いが世界を動かし、核兵器禁止条約を成立させました。この車座トークをきっかけに参加者のみなさんが平和への思いを馳せ、想いを受け継いでいく語り手になってくれることを願います。

講師の西尾さん、参加してくれたみなさん、ありがとうございました!


■参加者の感想■
・核兵器をなくすための取り組みが、世界中で想像以上の規模で行われているとわかりました。僕は、他国は別に被害を受けているわけではないので必死になっていないのか、と思っていましたが大勢の人が取り組んでくれているというのがわかりました。核抑止論がとても危うく、薄氷のうえにあっていつ崩れるかわからないというのがとても恐ろしかったです。

・核抑止論は「非人道的なことをするぞ」と脅すことだという話が印象に残りました。大国にとって核兵器は、持てば他の国に自国の言う事を聞かせられる非常に「おいしい」ものなのだと思うが、地球を滅ぼし得るものをそんな理由で持つべきではないと思います。

・戦争で多くの人が熱風や放射線や建物の倒壊などの様々な方法で亡くなってしまったことや、そのことで日本の反戦運動が活発になり世界規模で様々な核兵器の撤廃に向けた主張や条約が出されたことなどが分かりました。ありがとうございました。


西尾比呂也さん




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