津高SSH - SSC全体





10月12日(日)、サミット2日目も引き続き、本校の探究道場スタッフ5名が参加しました。

前日に絞り込まれた3つのテーマについて、参加者はチームに分かれ、実際の道場実施を想定した議論を深めました。この議論は、テーマの理論、検証方法、スライド構成といった多角的な観点から徹底的に検討され、各チームのファシリテーターがその進行役を担いました。

特筆すべきは、議論が教師の介入なく生徒たちの力だけで次々と進んでいったことです。先生方はあくまで「ツッコミ役」に徹し、生徒たちの意見に対する鋭い問いかけや論理の穴を指摘する役割に徹しました。この環境の中で、生徒たちは探究のサイクル(問い→仮説→検証→考察)を自律的に、かつ高速で回転させ、質の高い議論を展開しました。誰もが積極的に頭をフル回転させ、真剣に意見を交わしました。

議論を終えた後、3チームによる最終プレゼンテーションが行われました。徹底的な議論を重ねた結果、提案内容は初日の案から大きくブラッシュアップされ、その質の高さが際立ちました。

この2日間の活動を通じて得た貴重な「気づき」は、各生徒にとって大きな財産となりました。今後、サミットで創り上げた3つのテーマをベースに、参加校それぞれが自校での探究道場を実施し、この学びの輪を広げていきます。