津高SSH - SS博学科学

異常気象についての解説


8月4日(金)、SS博学科学「気候危機と異常気象」が行われました。
三重大学生物資源学部の立花義裕先生に講義いただきました。
私たちにとって身近な話であると同時に、大きな課題である、異常気象と地球温暖化との関係性などについてわかりやすく解説していただきました。

★参加生徒の声★
・気候変動問題の解決は人類共通の課題であり、それに貢献する科学者に憧れているので、進路選択の参考になりました。地球科学の科学者は、全科目必須というのが、一つに捉われず幅広い見解が養えるという点で良いなと思いました。大学選びについては有益な情報を教えてもらったので、今後活かしたいです。
・なぜ、毎年豪雨が発生しているのか、猛暑日が毎日のように続くのかといった身近な疑問について、お話を聞くことができてとても面白かったです。テレビで偏西風が蛇行しているのは聞いたことがあったけど、なぜ蛇行するのか、どんな影響があるのかも知れて良かったです。異常気象の他に、「えせ学者の見つけ方」「大学の選び方」なども教えていただけました。大学や進路について考える時に活用してみようと思いました。
・異常気象は突然起こるものではなく、日々の積み重ねで起こるものであることに気づかされた。江戸後期は寒い冬で財政困難になり、気候は歴史にまで影響していることに驚いた。
・今まで地球温暖化と異常気象のつながりを意識したことはなく、それらを表面的に見ていただけだったけど、今回の研修でもっと深く学ぶことができたと思う。教授の話し方もこちらが分かりやすいようにされていて理解しやすく、興味を持った。思っていた以上に話に集中できていてとても面白かった。