第2回探究道場を実施しました[2025.12.24]
12月24日(水)、本校にて中学生を対象とした「第2回 津高校探究道場」を開催しました。
今回は、県内6校から6名の中学生が参加し、本校生徒がファシリテーターを務める中、熱気あふれるワークショップが行われました。
今回のテーマは、「商品開発プロジェクト ~防音BOXを製作しよう~」です。
目に見えない「音」の性質を理解し、身近な素材を使ってその音をいかに止めるかという課題に挑戦しました。
1. アイスブレイクでリラックス
まずは初対面の緊張をほぐすため、「2つの真実と1つの嘘」というコミュニケーションゲームを行いました。自分に関する3つの文を発表し、どれが嘘かを話し合うことで、会場の雰囲気は一気に和やかなものとなりました。
2. 「音」の不思議を学ぶ理論編
実験に先立ち、音の正体が「ものの震えによる空気の波」であることや、音楽室の壁に穴が開いている理由(吸音の仕組み)について学びました。さらに、防音には「吸音」「遮音」「防振」「制振」という4つの異なるアプローチがあることを学習し、製作に向けた作戦を練りました。
3. 実践!防音BOX製作と実験
メイン活動では、段ボールをベースに、スポンジ、カーペット、シート、パネルなどの様々な素材を組み合わせ、オリジナルの防音BOXを製作しました。
• 製作ルール: 80分の制限時間内に、材料を自由に加工してBOXに取り付けます。
• 実験方法: BOXの中にスマートフォンを入れ、外に漏れ出る音の大きさをデシベル(db)で測定します。
参加した中学生たちは、測定結果を見ては「なぜ高い音は消えるのに、低い音は漏れてしまうのか?」といった疑問を抱き、素材を重ねたり構造を変えたりと、何度も改良を重ねる「探究サイクル」を実践していました。
4. 探究の振り返り
最後に、実験結果に基づいた理論的な解説が行われました。低い音は波長が長いため、構造の隙間を通り抜けやすいといった専門的な内容にも、参加者は真剣に耳を傾けていました。
日常生活の中には、今回の防音のように「答えが一つに絞れない」問いがたくさんあります。参加した皆さんが、この道場で体験した「知る・考える・実行する・振り返る」というプロセスを、今後の学習や生活に活かしてくれることを期待しています。
参加してくれた中学生の皆さん、そして見守っていただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
