津高SSH - 研究発表会

2月7日(土)、鈴鹿医療科学大学(千代崎キャンパス)にて、「みえ探究フォーラム2025」が開催されました。

本イベントは、三重県内の高校生などが日頃の探究活動の成果を発表し合う、県内最大規模の学習成果発表会です。今年度も本校と三重県教育委員会との共催という形で実施され、多くの生徒が主体的に関わる一日となりました。

当日の様子を、「大会運営」、「研究発表」および「科学体験講座」の3つの側面からご報告します。

■ 「支える」学び ― 生徒による大会運営
 今回のフォーラムの大きな特徴は、本校の生徒が運営の中核を担ったことです。 会場の設営から、当日の受付、司会進行、そして来場者の誘導に至るまで、多くの場面で本校生徒がスタッフとして奔走しました。
 数百人規模の来場者をスムーズに案内したり、トラブルに臨機応変に対応したりする姿は、まさに「縁の下の力持ち」。教室の中だけでは得られない、実践的な運営能力やホスピタリティを発揮する貴重な機会となりました。 参加された他校の先生方からも、「生徒さんの動きが素晴らしい」とのお褒めの言葉をいただき、生徒たちの自信にもつながったようです。

■ 「挑む」学び ― 堂々たる研究発表
 もちろん、運営だけではありません。口頭発表部門・ポスター発表部門の双方において、本校生徒が日頃の研究成果を披露しました。
 会場のあちこちで、 「なぜその仮説を立てたのか?」 「データから導き出せる別の可能性はないか?」 といった鋭い質疑応答が飛び交いました。審査員や他校の生徒からの多角的な指摘を受けることで、自分たちの研究を客観的に見つめ直す、またとない成長の場となったはずです。
 本校からは、口頭発表2本、ポスター発表3本の発表を行いました。
 ◯口頭発表
  「野菜から吸水性ポリマー(SAP)を作ろう!」優秀賞
  「旧・伊賀線から知る名張市の軌跡 -西名張駅はなぜ廃駅になったのか?-」優秀賞
 ◯ポスターの発表
  「AIと創るゲームプログラミングの可能性について」優秀賞
  「RaspberryPiを使用したライントレーサーの制作と、精度の向上について」最優秀賞
  「低コスト化への道:燃料電池を身近に」

■ 「伝える」学び ― 小学生向け科学体験講座
 また、同会場では小学生を対象とした「科学体験講座」も行われ、本校生徒による「ひらめき大作戦!空飛ぶ実験室 プロペラで科学の不思議を探究!」を担当しました。
 「どうすれば小学生が楽しめるか」を工夫し、目線を合わせて優しく実験の手順を教える生徒たちの姿は、頼もしい「先生」そのものでした。様々なクエストにチャレンジし目を輝かせる小学生たち。そんな子どもたちに「探究する楽しさ」を伝えることを通じて、生徒たち自身もまた、科学の魅力や伝えることの難しさ・喜びを再発見する貴重な時間となりました。

■ 中学生の皆さんへ ― 「答えのない問い」を共に探究しませんか?
 本校では、日々の授業に加え、こうした校外での発表やイベント運営の機会を数多く設けています。 「探究」と聞くと難しく感じるかもしれませんが、きっかけは「日常のふとした疑問」で構いません。それを仲間と共に深め、多くの人に発信するプロセスは、高校生活のかけがえのない経験になります。
 また、大規模なイベントを自分たちの手で動かすという経験も、本校ならではの魅力の一つです。 「研究に没頭したい人」も「行事を企画・運営してみたい人」も、本校にはそれぞれの個性を輝かせるフィールドがあります。
 ぜひ、私たちと一緒に新しい学びに挑戦してみませんか?